2011年6月17日金曜日

女性らしさ

今週の火曜日は、週に一回のアロマの学校の日でした。

今回は「女性の健康」。
女性のホルモンのリズムなどの授業でした。

代表の宮川先生が講師だったのですが、先生によると西洋医学の入って来る前の東洋医学では、男性と女性が別々の分類だったのが、西洋医学が入って来て、男性も女性も”人類”という同じ分類で考えられる様になったとの事。
この場合、“人類”とは主に男性を中心に考えられているとのことでした。

そもそも、女性は、エストロゲンと言うホルモンが増加したり減少したり、プロゲストロンというホルモンが増加したり減少したり、男性と違ってホルモンが波をうちます。
身体の不調も、ほぼホルモンの波の影響との事ですが、その波が女性らしさでもあります。男性とは本来、同じ人類であっても、体のつくりが違うのです。

女性はお母さんの体の中で発生した時から卵を持っています。
その卵は、生まれ変わったり、新しく出来たりしないのだから、子どもを産みたいのであれば、やはり早く生みなさい!、という先生のお言葉は耳の痛い話でもありました。

しかし、自然の摂理というのは、すばらしい。その一言に尽きます。
女性は子孫を育む為に、30代半ばから40代頃まではエストロゲンのおかげで、
コレステロールが抑えられたり、骨粗鬆症が予防されたり、と健康であるようにと、いうなれば神様にプログラミングされています。

女性としての自分を意識した、興味深い授業でした。



さてさて、本日の香りは再び、ゼラニウム。

女性はホルモンの波により、ゼラニウムの香りを、ある時は沈静するように感じたり、ある時は高揚感を感じたりします。
すべてのエッセンシャルオイルにも言えますが、植物は動くことができないため、同じ場所で生存するために相反する作用を持ち合わせています。
そのため、多くのエッセンシャルオイルが相反する作用を持ち合わせていて、その時の自分の状態に合わせて作用し、バランスを取ってくれます。

ゼラニウムのエッセンシャルオイルは、特徴成分であるゲラにオールにより、香りをかぐだけでホルモンの調整作用があります。ホルモンの波が安定しないときにかぐのもよいと思います。前にもこちらで説明したように、エッセンシャルオイルの成分は鼻から入って脳に作用します。

他、肌への作用は、肌の再生を促してくれたり、ホルモンの調整をすることにより肌のきめを細かくしたり、毛穴を引き締めてくれます。
ヘルペスにも効果があるとか。

香りだけのお話をすると、いろいろなエッセンシャルオイルをブレンドして香りがまとまらないとき、ゼラニウムを入れてあげると香りがまとまります。

と、いろいろと効能を述べましたが、難しいことを抜きにして、私はゼラニウムの優しく甘い、かつすっきりとした香りが大好きです。
まだ香りを嗅いだ事がないという方、是非お店で香りを嗅いでみてください。
お試しはタダですし♪


先日、ゼラニウムもブレンドして、友人にマッサージオイルを作りました。

彼女のイメージからピンときた爽やかな“グレープフルーツ”。
そこへ、イランイランとゼラニウムを1滴ずつ混ぜました。
すっきりとしつつも女性らしさを呼び起こし、肌も滑らかに。
そして女性ならではのホルモンのリズムも整うように、という願いを込めて☆


相手のことを考えながらのブレンドの作業は、いつも楽しいものです。
そんな私をみて、母は「魔女だ」といいますが。笑。

そうそう、5月頭に受けた、アロマ検定1級、合格しました!
次はインストラクターの試験です☆

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