2011年8月31日水曜日

つづき。

今回は前回のブログに付け足しです。

昨日のお休みは、アロマのインストラクターの授業の日でした。

タイミングよく、イメージワークの香りはイランイラン。
イメージワークとは、香りを嗅いで、頭に思い浮かぶもの、色、景色、感じる気持ち、思い出す事、身体の感じ等々を書き出して、クラスの皆で共有する時間なのですが、昨日のイメージワークではイランイランについて新しい発見がありました。

ここ最近の私は、良く言えばとても調子が良く、悪く言えばテンションが下がらず常にハイ過ぎる状態。そのうえ仕事も忙しく、昨日の授業前もいくつも用事を済ませ、分単位で行動して教室に到着、といった感じでした。
そんな状態の時に、クラスの最初にイメージワークをしたのですが、イランイランの香りを嗅いだ時に、今までその香りを嗅いだ時には感じた事が無かった安心感を感じ、心も身体も緩みました。
その安心感は、母性を想像させる安心感でした。

その後、イランイランのオイルについて授業が進むと、イランイランのオイルの効能には、“高揚”という作用とともに“鎮静”という作用もありました。
今までは、イランイランは強い甘い香り、高揚感のある香り、といったイメージだけだったので、この日の「母性すら感じられる安心感」は 、新しい発見でした。

そこで、ぴたり、と前回のブログの課題であった、オノ・ヨーコさんの香り。
それは、イランイランだ!と思いました。他の何を足すでもなく、イランイランです。

“強く、人の本能に働きかけ、人を高揚させると共に母性で温かく受け止める。”

私の抱いているオノ・ヨーコさんにイメージにぴったりです。


余談ですが、私の通っている学校に、以前、松任谷由実さんが通われていたことがあるそうです。先生も他の方から聞いたので、もしかしたら尾ひれがついた噂かもしれないという前提で教えて下さった事ですが、彼女の「真夏の世の夢」という曲は、イランイランからイメージして作られた曲だそうです。

そういわれると、感覚的に、まさにイランイランっぽい、と私は思いました。

香りからイメージして色々な物を作り出す、興味深い世界です。

さて、今日で8月も終わり。
みなさま、秋に向かいましょう。

今年の海の家、ブルームーンの想い出。夏はあっという間に終わりました。

2011年8月28日日曜日

ジョンレノンニューヨーク

とってもとってもお久しぶりです。

夏は本業に追われていまして、、、という口実をもとに、ブログを更新する事をさぼっております。苦笑。

そうこうしているうちに、4月から通い始めたアロマの「インストラクターコース」の授業も残すところ2回となりました。はやいはやい。。。

インストラクター資格試験が9月下旬にあるのですが、本業が忙しい事が予想されたので、今回は受けず、来年の3月に受けることにしました。勉強せねば。今回は合格率が低いのです。

しかし、アロマの授業に通うのも9月までかと思うと、少し寂しい気持ちになります。
インストラクターの試験に無事合格した後は、目指すは「アロマセラピーコース」です☆
こちらはインストラクターコースの倍くらい授業料がかかるので、しばらくはお金を貯めつつインストラクターの試験勉強をする予定です。うーーむ、自制力が試されますね。
勉強も、買い物も。。。


さてさて、前置きが長くなりました。
本日の本題。
先日、東京都写真美術館で「ジョンレノンニューヨーク」という映画を見てきました。

なにをかくそう、私、ジョンレノンとオノ・ヨーコさん(何故かオノ・ヨーコさんは呼び捨てに出来ません。ジョンレノンも、“さん”をつけたい所ですが、違和感があるので敬称なしで。。。)の大ファンでして。
これを逃すわけにはいきません。

主にニューヨークが舞台の、ジョンレノンの後半の人生のドキュメンタリー映画なのですが、もうもう私にとっては鳥肌ものでした。
 そして、ジョンレノンの映像が 映るたびに、オノ・ヨーコさんの気持ちを想像してしまい涙がわいてきました。

二人の、感覚的なところで惹きあった出会いのエピソードがとても好きなのですが、この映画を観て、やはり二人は運命だったんだな、と感じました。
そして、ジョンレノンは、たぐいまれなピュアな、真っ直ぐな、そしてチャーミングな人だったんだなと感じました。

彼はあまりに純粋で、あまりに世界にメッセージを発信し過ぎたから、その命の火が燃え尽きたのかもしれません。

もし生きていたら。。。今はどんな曲を作り、どんな歌を歌っていたのでしょう。
そう考えずにはいられません。

いい映画でした。



香りのブログだから、、、とここ数日、オノ・ヨーコさんを香りに例えると何かなぁ、とずっと考えていました。

オノ・ヨーコさんは、その強い個性に嫌悪感を抱く人もいると思います。70代で胸元を強調するお洋服を着ていらしたり、好き嫌いが分かれます。
良くも悪くも強いものを人の心に沸き起こさせます。

彼女の作品も、同じく人の心の深い所を刺激します。
そして、人の想像力の部分に働きかけます。
数年前の「YES オノ・ヨーコ展」の印象は、とてもピュアなもの。(今でもその展示の時に、彼女の言葉をプリントしたTシャツを買わなかった事を後悔しています。涙。)

というわけで、まずは"イランイラン”。
強い甘い香り。いい香りなのだけれど、人によっては強すぎると感じる人もいます。そして本能に働きかける香りです。
もう一つ、彼女のとてもピュアな部分を現す香りが必要なのですが、まだ見付かりません。
見付かりましたら、ご報告しますね。

彼女の本の中からの好きな言葉を最後に。
「自分の手に入るものだったら、必ず向こうからやって来るのですから、雲を見る様な気持ちで夢を胸に秘めていて下さい。自分を大事にして、美しい夢を持って下さい」(『今あなたに知ってもらいたいこと』/オノ・ヨーコ)



2011年8月6日土曜日

はじめての石鹸作り

昨日のお休みに、最近石鹸作りにはまっている妹宅で、初の石鹸作りに挑戦しました☆
(「今日は、香りのことをやったから、ブログ更新できるでしょ!」という妹の後押しで久々のブログ更新です。汗)

今回は、“椿油と米油のせっけん”。

オイルの配合を考えたら、
妹は何やら電卓で計算をし、
入れる苛性ソーダの量を計算し、(オイルの配合によって、固まりやすさが違うため、苛性ソーダの量が変わるそうです)

苛性ソーダに水を加え(ここで温度が上がり、少々危険な気体が発生します)
配合通りのオイルを計り
上記の二つを45度にしたら合わせます。

そして、かき混ぜること約1時間
最初の20分が重要とのこと。

もったりしてきたら、(トレースが出ると言うそうです)

エッセンシャルオイル等で香りを付けます。
今回は、悩みに悩んで
スイートオレンジ
ゼラニウム
ペパーミントにしました。

そして、妹旦那様愛飲のピルクルで作った型に流し
(右が妹作、左が私作)
まずは寝かせること一日。
一日経ったら、カット出来るそうです。
その後、乾燥させること40日。
強アルカリ性が徐々に弱アルカリ性になるそうです。

どんな泡立ちの石鹸が出来るのでしょう。
楽しみです♪

オイルによって、泡立ちや固まりやすさが違うとのこと。そして、効能も。

石鹸作りの後は、次回以降のオイルや香りの配合について、あれやこれやと相談しました。

次回は、秋用に、傷口等の回復にも良いと言われる、“カレンデュラ油”を使い、ドライマリーゴールドを混ぜたりして、香りはフランキンセンス&レモンとかはどうかねぇ、とか。
冬用にはナッツ系のオイルでシアバターなんて入れたらどうかねぇ、などなどなど。。。

ちなみに今回の配合です。

☆☆☆☆☆椿油と米油のせっけん(残暑バージョン)☆☆☆☆☆
椿油 325g
ココナッツ油 130g
パーム油 130g
米油 65g
苛性ソーダ 85g
水 227g
ホホバ油 大さじ1
<エッセンシャルオイル>
妹:ラベンダー 20滴/カモミール 20滴/ローズマリー 10滴
私:ゼラニウム 20滴/スイートオレンジ 20滴/ペパーミント 10滴

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

石鹸作り、なかなか奥深いです。
ちいちゃん、ありがとう☆